津山市の皆様こんにちは。ニーズホーム不動産部です。私たちの津山市は、アメリカニューメキシコ州・サンタフェ市との姉妹都市縁組25周年になるのですね。サンタフェ市ってどんなところでしょうか。わたしもサンタフェ市に行ってみたいものです。さて、そんなニュースなどをいろいろとみていると不動産関係で出てくる記事は「空き地」や「空き家」の問題がとても多くありますね。空き地空き家ってそんなに問題なのでしょうか?身近に感じている人もいれば、まったく生活に影響していない人もいると思いますが、どうやらほとんどの方に空き家の問題は関係してくるようです。私たちニーズホームも不動産会社として津山市の空き家問題は他人ごとには思っていません。ほったらかしは許されないと言われる空き家問題・・・・空き家で悩んでいる人の解決のヒントを考えていきましょう。
津山市だけではなく、日本中で空き家が問題になっている
皆様もご存じのように、日本全体の問題としてまずは人口が減少しているという事実があります。なぜ人口が少なくなるのかと言うと、1年間に死亡する人の数が159万人を超えるのに対して、新たに生まれてくる赤ちゃんは75万人くらいしかいないんですよね。確かに人口は減ってくるはずです。人口が減ってくることに対して反比例するように急激に増えているのが空き家です。全国で空き家は850万戸を超えてきています。都市部に人は流れていき、親が亡くなっても実家に戻らない人が多いため少しずつ空き家問題が現れてきました。地方に残された実家の問題ですね。
住まないのであれば売ればよいと単純に思う人もいるのかもしれませんが、やはり愛着のある実家です。そんなに簡単に手放すわけにもいきません。そんな思いが、子供世代から孫世代へと受け継がれて、不動産の相続が繰り返されていくことになります。
相続されて使わない空き家は老朽化していく
元々近くにいないことが理由で空き家になるケースが多いので、遠隔にいる所有者は、空き家を常に維持管理できるわけではありません。簡単に移動できる距離でない空き家(実家)を管理するのは思った以上に重労働でもあります。本当にちょっと期間を空けるだけで庭木が多い茂って大変なことになり、場合によっては動物などが棲みついてしまうこともあります。人が住んでいない家は、屋根や外壁などのはがれなどの老朽化も意外と早く進んでいきます。
相続を繰り返し、かなりのダメージを受けた家は、なんとかしようと思っても、売れなかったり、貸せなかったり、自分自身でも活用できなかったりします。どうしたらよいのか分からない問題に悩まされるようになっていきます。どうにもならない問題を抱えてそのまま放置されるというサイクルに陥り、社会問題になっているというのがいまの日本全体の空き家問題でもあり、津山市でも同じ状況が起こっています。
私たち不動産会社も空き家の放置は、デメリットしかないと考えています。これまでもよっぽどひどい状態の家ではない限り、行政からの処分なども甘かったのですが、「空き家対策の推進に関する特別措置法」が改正されて、空き家を放置する所有者には厳しいペナルティが与えられるという状況に変わってきています。空き家は、景観や防犯・安全面にも影響があるため自治体も黙っておけないということです。所有者は自分の空き家を見てみないふりをせずに、厳正に管理しなさいということですね。そんな強いプレッシャーに悩む前に早めに空き家の問題は解決しておきたいものです。
使わなくなった空き地や空き家は放っておかずにいますぐ解決していきましょう、私たちも親身に相談をお受けしたいといつもお待ちしています。