新しい年が始まり、心機一転新たに何か始めたいと思う人は万国共通ですよね。また同時に自分の中で抱えている大なり小なりの案件を今年こそは手放したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
「使わない不動産を所有はしているけど、そろそろ手放したいかも。でも何から始めればいいかわからない。」と思われている方もいらっしゃると思います。そこで今回は基本のキ、不動産の売却を思い立ったらまずはすることの流れをご説明します。
1.査定をとる
これは自分の所有している土地や建物は今売りに出したらいくらで買ってもらえるのか、まずは市場を知るということから始まります。査定は不動産業者に依頼すればすぐに価格を出してくれますが、なるべくなら1つの会社だけではなく複数の会社に尋ねてみて大まかな相場をつかむことをお勧めします。
2.不動産会社と媒介契約を結ぶ
査定額が出揃ったらどこか一つの不動産会社とまずは媒介契約を結んで世の中に「私の不動産、売りに出してますよ。」アピールを開始してもらいましょう。ただ所有しているだけでは所有者が売りたいと思っているのか、そうじゃないのかわからないので不動産会社に広告をだしてもらいましょう。また、不動産会社と媒介契約を結ぶということは大事なことなのでしっかり書面で結びましょう。よく口頭だけで不動産会社に販売をお願いする方もおられますが、書面に記してもらっていくらで販売するのか、売れたら不動産会社にいくらの手数料を支払うのかハッキリさせることは大事です。
3.売買契約を結ぶ
買い手が現れたら売買契約を結ぶ運びなりますが、それまでに売主の方はある程度、【契約】前と【引渡し時】前に必要になる書類はすぐ用意できるよう準備はしておいた方が良いです。
・不動産購入時の重要事項説明書
・建物を売却する際は建築確認済証(もしくは検査済証)
・固定資産税納付通知書
・権利書(登記済証)
これらがあると引渡しまでに売主、買主の間に入る不動産業者、司法書士の方がスムーズに話が進められます。
4.不動産を引き渡すと同時に売却金額を受取る
引き渡しまでに境界など不明な点をはっきりさせ、買主との売買交渉の際に出てきた条件を対応すれば、あとは決済日に所有権移転登記をし、売却金額を受取るだけです。
5.利益がでたら売買契約の翌年に確定申告をする
不動産の購入時に支払った金額とその不動産を手放した時に得た金額を差し引きして利益がでているようであれば譲渡所得税を支払う必要がある為、税務署へ申告しましょう。ただ、不動産を手放した時の仲介手数料や、印紙代など経費扱いになるので売却までに支払った各種必要経費はなにがあったのかはしっかりと把握しておく必要があります。国が出している所得税軽減措置どもありますので、単純に利益がでたからといって全てが納税義務があるわけではありません。こちらも時間がある時にじっくりこちらのサイトなどから調べて置くことをお勧めします。
流れとしてはとても簡単なように見えますが、これがなかなか・・思うようにことが運ばない事が多いです。
不動産は色々な問題を抱えていたりすることの方が多いので、売買契約前までに明確にさせておかないといけないことが山程あったりします。でも案外、売主様本人が知らない事が多いのも事実。不動産会社はじっくり売主様のお話しを聞いてどういった物件で、なにが解決しないと売れないのかお伝えする必要があります。そういった面でも不動産会社探しは需要なポイントです。まずは査定をお願いする時にじっくりお話しを聞いてくれるところを見つけ、実際に担当者の方とお話しをしてみて、信頼できるかどうか見極めるのも大事なことだと思います。
ニーズホームはじっくりお客様のお話しを伺い、最適な売却方法をご提案させて頂きます。
不動産の売却のご検討を始めた方は是非こちらからご相談下さい。
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