そもそも土地の相場ってどうやってきまるの??
不動産売却で気になるのは、やはり価格のことです。値段も上がっている地域もあると言いますが・・・・
所さん、津山市の土地の相場って今はどんな感じなんですか?
はい、とても気になるところですよね。ちょっと土地相場についてみていきましょう。
土地相場の指標となる『公示価格』を確認してみましょう
まずは、土地の相場を考えるにあたって、指標となる「公示価格」をみていきましょう。
公示価格とは、国土交通省の土地鑑定委員会が毎年公示する標準地の価格のことです。
正式には「地価公示価格」といい、標準的な土地を選定して、
毎年1月1日時点の1㎡当たりの正常な価格を判定して、3月に発表(公示)しています。
新型コロナウイルスの影響もあり、全国的一旦は住宅地も商業地域も
価格が下落傾向にありましたが、影響も収まってきたので、
価格は全国平均的には上昇に転じています。
ただ、全国一律的に上昇しているわけではなく
これまで割安感のあった札幌市周辺地区の価格上昇や、
福岡地区の再開発などが価格が上がっていて
新しい開発やレジャー施設などのオープンが
ある地域が全国的な平均価格をけん引しています。
日本で一番価格の高い土地は、東京の銀座4丁目です。
これは、土地の価格の発表を始めてからの約50年間
ずっと変わっていません。
参考までに、最も地価が低いのは、北海道滝上町となっています。
私たちの岡山県だと、平均変動率は、プラス0.7%で、3年ぶりに上昇に転じています。
岡山市や倉敷市、早島町などで上昇、浅口市と勝央町は横ばいになっています。
では津山市の相場の現状はどうなっていますか?とても気になります
それでは津山市の土地相場もみてみましょう
津山市の2023年[令和5年] 公示地価の平均は、
2万7651円/㎡です。
残念ながら、変動率は-1.08%で下落傾向にあります。
土地相場を高い順で相場をみてみると、
「津山駅」「東津山」「津山口」「院庄」「美作加茂」が
比較的高いエリアになりますが、
いずれのエリアも下落傾向には変わりありません。
一般的に、土地の価格は、取引件数が上がれば上昇し、
取引件数が下がれば不動産価格も下落するという関係です。
下落傾向が続いているということは、
それだけ取引の需要も減少傾向にあるということです。
令和6年4月からは、相続登記の義務化(こちらは別のブログで解説します!)
も始まります。
空き地や空き家の状態が気になっている方は、
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